モーター用DC電源にはサンプルを兼ねてモーター慣らしやモーターチェックに使える基本的な設定を各タブに5種類用意していますので参考にしてください。
TAB1:標準的な3V
ミニ四駆のモーター用電源としては一番標準となる
電圧:3V
電流:5A
の設定となります。
そのままご利用いただけますので、先ずは基本的な操作の確認などにお役立てください。
TAB2:0.8Vの低電圧慣らし
低電圧による長時間慣らし用の設定例となります。
この設定では
0.8V0.9A
10分間オン/30秒休み
再起動時には自動的に3Vで10秒
これが指定された時間繰り返されます。電圧や時間は工夫してみてください
コミュテーターにカーボンの削りカスが詰まるため3Vの遠心力で飛ばす設定です。
モーター内にケミカルやオイルが残っていると詰まりの原因となるようです。
軸がオイル切れしないように定期的な注油を行いますが低粘度のオイルを使用すると浸透して詰まりの要因となると思われます。
様子を見ながら手動で3Vに切り替えて削りカスを飛ばす、詰まったら洗浄する、エアーで飛ばすなど色々な方法で行われているようです。
TAB3:負荷測定用2.3V
モーターセレクターの負荷測定で推奨している2.3Vの設定となります。
TAB4:電池(ネオチャンプ)の模擬電源
ネオチャンプ(ニッケル水素)の模擬電源となる基本設定となります。
電池の慣らし方、状態などにより内部抵抗は変化するので1例となりますが、ネオチャンプでのモーター順位付けの参考にご利用ください。
電圧2.8V
内部抵抗105mΩ
より正確なテストを行うのであれば、実際に使用する電池に合わせた電圧と内部抵抗の設定を行ってください。
アルカリ電池の模擬電源として使用する場合には
電圧3.0V
内部抵抗200mΩ
を基本としてください。
より厳密にモーターのテストを行うのであればアルカリ電池の銘柄や温度なども考慮すべきですがある程度の順位付けであればこの値をご利用ください。
TAB5:パルス設定
パルスによる設定例となります。
開始電圧0.5V最大2.3V
パルス幅1秒
パルス比率8(上昇8:下降2)
無負荷またはモーターセレクターを繋いだ状態で数分間回す使い方をしています。
低電圧慣らしの仕上げやメンテ後に使っていますが単純に回すよりも好印象です。
温度が気になるようであれば45秒オン/15秒オフなどオンオフの併用もオススメです。
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