ミニ四駆モーター用電源の機能紹介

ミニ四駆モーター電源 / 電池シミュレーター ミニ四駆モーター用電源

ミニ四駆に特化したモーター電源 / 電池シミュレーターです。

小さな筐体にミニ四駆のモーターチェックや慣らしに必要な機能を詰め込みました。ニッケル水素充電池(Ni-MH)やアルカリ電池を再現する機能がありますのでモーターセレクター等と併用することでより実走に近い確認が可能となります。

DC電源の仕様

入力電圧:DC9V~20V(DCジャック5.5mm×2.1mm)
*ACアダプター等は18W以上のものを推奨
出力電流電圧:0.5~20V/0~5A
標準4mmバナナソケット、電極間隔19mm
動作温度:0〜40℃
製品サイズ:70 x 66 x 36 mm
製品重量:120g

モーター用小型DC電源

一般的なACアダプターやPD電源とトリガーケーブルに接続するだけで使う事ができ、モーターチェックやモーター慣らし機としての利用できます。

小さな筐体は持ち運びやすく、充電器が使えるピット環境なら余裕の省スペースです。

モータ用の小型DC電源

小型なのに0.5V~/最大5.0A対応

小さなDC電源ですと最大で3Aのものが多いのですが5.0Aのハイパワーでミニ四駆のモーターであれば一般的なチェックや慣らしに対応できます。

最低電圧も1V以上の機種が多いのですが本機では0.5Vから設定できますので低電圧慣らしや低粘度のケミカルの使用にも便利です。

定電流/定電圧モード(CCCV)と細やかな設定

実験用電源や充電器のDC出力(モータードライブ)などと同様に定電流/定電圧モード(CCCV)に対応しています。電圧や電流の最大値を制限した慣らしや動作確認が行えます。

指定も0.01単位まで可能で、設定変更が桁ごとに行えるためスピーディに細やかな電流及び電圧の指定が可能です。

基本操作

画面下の3つのボタンで操作を行い、中央ボタンの押下で項目の選択、長押しでモーターへの通電がオン・オフ切り替わります。

左右ボタンではカーソル移動と設定値の増減、長押しでより速い増減をします。

モーターへ通電中も各項目の変更が行えますので、動作中でも様子を見ながら電圧を上げ下げするような使い方ができます。

基本操作

タブ毎に設定を保存、簡単な切り替え

画面右に5つのタブが用意されており、よく使う設定を記憶しておくことができ通電中にもタブの切り替えが行えます。

例えば、低電圧でモーターを慣らしている最中に隣のタブに3V設定し切り替えることで一時的に電圧を上げてコミュのカーボンを遠心力で飛ばすような運用が可能です。

始動時の電圧制御

低い電圧でモーターを回そうとする場合、最初は回りにくいことがありますので2.5V以下に設定していた場合に始動時の一瞬だけ1V(最大で3V)ほど電圧を上げる制御を行っています。

また、低電圧で長時間モーターを慣らした場合にブラシの削りカスがコミュに詰まることがありますが、この詰まりを軽減するため途中に3Vで回し遠心力でカーボンカスを飛ばす制御を行います。

例としてオン・オフタイマーで起動を繰り返すときに

ON状態が10分以上続き、かつ電圧は2.5V以下

であればオフからオンになるタイミングで
3Vを10秒通電しその後は設定した電圧となります。

これは実行時間で指定された間繰り返します。完全に詰まりが取れること保証するものではありませんのでモーターの発熱等の安には充分に気を付けてください。

乾電池の特性を再現する模擬電源機能

ミニ四駆で広く使われているネオチャンプなどのニッケル水素充電池(Ni-MH)やタミヤの公式大会の決勝で使われるパワーチャンプRXやFDKアルカリプレミアムSなどのアルカリ電池を再現する機能を搭載。

DC電源だと速そうだったのに実際の電池で走らせると遅いなんてことがあります。

これは電池の特性によるものなのですが、DC電源とは違って負荷が掛かった時に電圧が下がってしまいます。電池は抵抗付電源と言われ内部抵抗と出力の負荷により電圧が変化するため違った結果となります。

実際に走らせる電池でモーターセレクターなどの負荷を繋いで負荷回転数を測定するのが一番なのですが手間やコストで頻繁に行うのは難しいと感じます。

この内部抵抗を再現できる安定化電源を探したことがあるのですが、工業用の検査機器で個人の趣味レベルで使用するものは見つからず。無いなら作ろうと簡易的ですが内部抵抗を指定できる機能を実現しました。

内部抵抗は電池の状態、温度でも変化するので標準的と思われる抵抗値を示しますので実際に試しながら探ってみてください。また走行時間によるタレや負荷の変化によるレスポンスの時間は対応外です。

実行時間の指定

モーターを回す期間を分単位で指定でき、右には経過時間が表示されます。(表記 hour:min.sec)

長時間モーターを連続して回す場合には発熱やコミュの詰まりなど予期せぬことが起きることがありますので、安全には充分配慮して自己責任にて行ってください。

オン・オフタイマー

モーターをオン・オフする時間を分、秒単位(最大90分)で指定することができます。
細かくオンとオフを繰返したり、60分回して10分間休憩など様々な使い方ができます。

「OP」マークを選ぶと設定画面が表示されます。

パルス制御

三角波状に電圧を変化させるモードで、開始電圧と電圧の上昇と下降の速度が指定できます。

ラジコンがブラシモーターだった時代に人気のモーター慣らし機に見られた機能ですが更に細かく設定可能にしました。効果は未知数ですが、慣らしの仕上げや負荷慣らしなどで手応えを感じます。

パルス制御

左から「最小電圧」「パルス周期」「パルス比」となります

モーター回転数の範囲指定

外部マイクを接続して音によるモーターの回転数の測定を行っていますが、ノイズを取り除くために回転数の範囲を指定します。

他の項目と同様にタブ毎に設定できますので、タブ毎によく使う回転数を合わせて設定してください。

ログの表示

本体にマイクロSDカード(Max16G)をセットすることで実行内容の詳細ログをCSVファイル書き出すことができます。

制限事項

  • 個人が趣味で作成したツールですので、充分に注意してご利用ください。ツールを利用したことによるいかなる結果も責任は負いかねますのでご了承ください。
  • モーターを繋ぐケーブルや、ACアダプター、PDトリガーケーブルを別途ご用意ください
  • 給電はDCジャックからで、プログラム書き込み用のType-Cからは行えません
  • 正転逆転を自動で切り替える機能はありません
  • モーターの温度管理機能はありません
  • モーターチェックやモーター慣らし作業を助けるツールで全てを自動化するようなツールではありません
  • 電池の充電、充電器の電源としては利用できません
  • 入力より高い電圧、電力は出力できません
  • 電池のシミュレーションで走行時間による電圧の変動、いわゆる垂れには対応しません。負荷に応じて自動的に電圧、電流の制御を行っていますが、応答は早くないため負荷が変動する環境では再現が難しく、無負荷やモーターセレクター併用といった一定負荷の状態でご利用ください。

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