レースメイトのモーターセレクターとサンダーを使ったマッハダッシュのチェックと順位付けの方法を紹介します。
準備するもの
- サンダー、アンチマターなど
(0.1V単位で電圧調整でき5A程度の電流が流せる電源) - RMモーターセレクター
- GIRIなどモーター回転数を計測するアプリ
- 計測するマッハダッシュ
測定手順
- モータードライブで2.3V5Aに設定
- モーターセレクターの負荷を「100」に設定
- モーターの軸に触れないようモーターセレクターにセット
- モーターに触らないで通電を行い10秒程度でモーター回転数と電流(A)を記録
- この時のモーター回転数で順位付けを行います。
平面を走行している時の回転数に近い数値となっているので回転数が高いほど速く回転が低いと速度も下がります。
注意事項
- 同じ回転数で電流(A)が異なる場合は電流値が低い方が実際に電池で走らせた場合に速くなるようです。電源と比べて電池は非力ですので消費電流が低いモーターが有利になると思われます。ネオチャンプに比べてアルカリ電池は初期の電圧は高いのですが大きな電流を流すことができないので差が大きくなるように感じます。
- しばらく回していなかったモーターは初め回転が低く不安定なことがあるので1回目は無視して2回目以降の値を記録します。
- 回転数が安定しない、計測の度に値が変わるような場合は実際に走らせても速度が安定しないようです。メンテナンスして再計測してみてください。
- 3Vではなく2.3Vで計測を行うのは実際に走行している状態に近づけるとともに、モーターに負荷を掛け過ぎないためです。フルパワーで計測を行うとモーターにダメージを与え消耗すると思われますので若干抑えた数値を推奨しています。
- GPチップで実走行時のマッハダッシュの回転数と電圧を計測していますが、一番使われるのは2.3V~2.4Vで3A同程度の負荷となります。スタート、連続バンク、ウェーブ、再加速などは更に高い負荷で電圧も下がります。
- 満充や追充した時には電圧は上がりますが、それでも走行開始直後に2.6V程度で走行中は更に下がります。先ずはマッハで2.3V程度で順位付けを行ってみてください。
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