ミニ四駆GPチップ タイプRM

GPチップ タイプRM

ミニ四駆GPチップ タイプRMは、走行するミニ四駆のモーター回転数と電圧を手元で見られるようにするものです。フレキ用チェッカーをミニ四駆に乗せ走らせて無線でデータを飛ばして手元のスマホやPCでグラフと数値を見るイメージです。

継続して機能強化を行っているため仕様が変更される可能性があります。
もし不具合などあった場合にスマホをを含めて動作を確認する必要があるため、現在は直接お会いできる方に限定して提供させていただいています。

制限事項

  • MS軽量シャーシ用となり、ノーマル(旧)MSシャーシーには対応していません。
  • MS標準のギアカバーを加工する必要があります。(強化は不可)
  • MS軽量以外のシャーシに載せる場合には、電池に接続する端子などをご自身でご用意頂く必要があります。
  • 同時に複数台での走行には対応していません。
  • ダッシュ系モーターでの走行を前提としています
  • 広く一般的に使用されることを想定した製品では有りません。

製品以外に必要なもの

  • USB電源5V(モバイルバッテリーの場合は省電力モードで切れる可能性があります)
  • USB TypeCケーブル
  • iPhoneまたはAndroidまたはPC(グラフの描画処理が重いためスペックは高い方が望ましい)

USB Type-C 5V
0.07A(70mA)程度ですので、バッテリーによってはオートパワーオフする可能性があります

※スマホと接続するためにWiFiを使用しますので、自分でスマホとルーターを接続できる程度の知識が必要となります。

ミニ四駆に装着するセンサー

チェッカーを小型軽量化し走行に影響が少なくなるようマシンに装着するセンサーは5g程度となります。走行中のデータ変化を細かく見るためにRMチェッカーよりも更に高速に並列でデータ処理を行うことにより25ms周期でサンプリングが可能となっています。

電源は走行用の電池から取得しますが電圧降下は0.01v程度のため走行にはほとんど影響がないと思われます。(安全性を重視しリポバッテリーなどは搭載していません。)

センサーの端子をターミナルに接続していますが、ギヤカバーの加工と提灯のカーボンが接触しないように追加の加工が必要となる場合があります。端子はMS軽量シャーシ用となっていますが、簡単に取外しが可能ですので、端子を自作することで他のシャーシでも利用は可能と思われます(サポート外)。以前にタミヤから発売されていたGPチップが参考になりそうです。

※テスト走行で何度もコースアウトしていますがまだ故障はしていません。しかし、メーカーがミニ四駆の走行などによる衝撃を想定しているとは思えませんので破損や故障の可能性があることをご理解ください。

データ受信を行うレシーバ

データ受信を行うレシーバには別のマイコンを用意しセンサーとは2.4Gの無線で通信を行います。コースや走行状況により通信が一時的に悪くなっても出来る限り集計を続けるようになっています。レシーバはセンサーからの受信とスマホへのデータ送信を行うため消費電流が多くなるためバッテリーではなくUSB Tpye-C 5vを常時使用します。受信機は小さなものですがピットなどに置いて待機状態としてください。

当初は、レシーバの液晶にデータ表示を行っていたのですが、走るミニ四駆とマイコン画面を同時に見るのは難しいとの意見が多く、受信データをスマホやPCでグラフ表示できるようにしました。

スマホ(PC)とのWiFi接続

このレシーバがルーターとなりますので、スマホとWiFiで接続します。

AP: RACEMATE-GPxx(最後の2文字は製品ごとに異なります)

PASS:******(別途お知らせします)

この時にインターネットへの接続が無くなり警告が出ますがそのまま設定を進めてください。PCの場合には接続に時間を要します。GPチップの使用が終わったらレシーバの電源を落とすか手動で接続を解除してください。

ブラウザでグラフを表示

レシーバへWiFi接続ができたらブラウザで次のアドレスのアクセスしてください

192.168.32.49 (全て小文字)

正しく接続されていれば直ぐにグラフの画面は表示されます。

マシンのスイッチを入れると受信が始まります。

モーター回転数と電圧のグラフが表示されます。画面下には現在値と平滑化した値を表示しています

モーター回転数のヒストグラム

走行後にブラウザの左下の「Hist」のボタンを押すとモーター回転数のヒストグラムとその中央値が表示されますので、どのような回転数で走行していたのかが確認できます。

モーター回転数のヒストグラム

受信データを保存

走行終了後に画面下の「DOWNLOAD」ボタンで受信データがCSV形式で取得できますので、詳細を確認したりExcelで分析するなど活用してください。

大会などでの使用に関して

2023/09/16JC東京大会の会場にて、どのような扱いになるかコメントをもとめたところ

走行に影響を与えるものではないので問題ないとのことでした。

いいね!どんどんやって!動画とか上げないのかと応援していただきました。

ただし、メーカーとしての公式見解ではありませんので将来的にどのような扱いになるかは不明です。ショップレースでの扱いに関しましてはお店や運営の判断に従ってください。

注意事項

  • ツールを利用したことによるいかなる結果も責任は負いかねますのでご了承ください。
  • 個人が趣味で作成したツールですので、充分に注意してご利用ください。

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